糖尿病とAGEの関係
最近は糖質の摂りすぎは糖尿病などの生活習慣病を招いてしまうなど、身体に悪影響を与えてしまうということも以前にくらべて、かなり広まってきているように思います。
特に、今は健康雑誌等にも多く取り上げれている、糖化という現象に注目が集まってきているのかな。
糖化とはご存知の方も多いと思いますが、糖質を摂りすぎることによって、体内に終末糖化産物という悪玉物質が作れることだといわれいます。
AGEは体の老化を早めて、全身の血管を痛めて様々な病気を招く原因物質ということが近年の研究で分かってきているようです。
AGEが身体に悪影響をなすのは、タンパク質に砂糖をまぶしたようなべとべとな状態になるからで、それが血管などにへばりついたり体の組織に沈着して溜まることで、動脈硬化や心筋梗塞といった糖尿病の合併症を引き起こしてしまうからでしょう。
更に、肌でも同じようなAGEの現象がおこれば、シミやたるみなどの原因にもなるといわれていますから、元気で若々しい体を保ちたいなら、食習慣に気をつけて、できるだけAGEの発生を防ぐようにしたいものですね。(^-^;
で、AGEは血糖値が上昇している状態のところに入ってくると発生しやすくなるといわれているので、血糖値を急上昇させない食事の仕方が重要になってくるかと思います。
ご飯やパン、麺類など炭水化物は食べるたびに血糖値が急上昇しますから食べすぎには注意が必要なのかな。
特に50歳以上となると、糖尿病になる人も次第に増えてきまから、老化と病気を防ぐうえでも、主食やお菓子などの糖質を多く含むものは出来るだけ避けたほうがいいでしょう。
また、ステーキなどの肉を食べるときにも、ライスやパンは控えたほうがいいです。
血糖値が急上昇させたところに、肉のタンパク質を入ってくるようになるので、最悪の組み合わせともいえるかもしれません。