妊娠糖尿病にも断糖食は効果的

妊娠糖尿病にも断糖食は効果的

妊娠糖尿病を糖質を制限する食事法で乗り切って、無事に元気な赤ちゃんを出産されている方がいらっしゃることをご存じですか?
妊娠している方は、糖質を制限する断糖食を行なうにあたり不安に思う女性もいるかもしれませんが、何の問題もありません。

 

 

かえって妊娠中に血糖値が高くなる糖質を食事でとってしまうと、食後高血糖状態が長く続くなるようになり、流産や早産などの影響が出やすくなってしまうのです。

 

 

その為、血糖値をコントロールする為の食事療法としても、妊娠糖尿病の女性には断糖食は効果的と言えるでしょう。
ですが、中にはご飯などの主食である炭水化物を摂らないと、奇形児など胎児に影響があるのではないかと不安になる方もおられますが、その心配もありません。

 

 

何故なら、私たち人類はおよそ700万年間、糖質を摂取しない食事を行いながら、妊娠して出産し、育児をしてきているからです。
また、氷の世界に生きるエスキモーであったり、アフリカのサバンナに生きるマサイ族は生肉や生魚がを主食とする伝統的な食生活をおこなっていた時には、まさに断糖食です。

 

 

彼らは、住んでいる環境は全く違いますが、たんぱく質中心の食生活で、炭水化物を含めた糖質と呼ばれるものをほとんど摂取していないのです。
そして、そんな彼らは、糖尿病に限らず、現代人に多く見られる病気がほとんどないのです。

 

 

つまり、糖質を摂らないようにする断糖食は人類本来の食生活であり、健康食とも言えるので、妊娠、出産、育児、もちろん胎児にも何の問題もなく、むしろ妊婦の方は積極的に糖質を控える食事をしたほうが良いと言えるでしょう。

 

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