だるい、眠いは高血糖のサイン!年末年始は要注意
食後に眠く、体がだるく感じる人、最近太りやすく感じていませんか?
それ血糖値の影響かもしれません。
血糖値と聞いて思い浮かぶのが糖尿病。
加齢や糖質のとりすぎなどで血糖値があがりやすくなると体重が落ちにくくなるほか、糖尿病も招きかねません。
見直すのは日頃の食事習慣。特に食生活が乱れやすい年末にかけては要注意です。
年末年始は何かと食べる機会が多く、しかも、外は寒く動く気もうせる季節だからです。
多少太るのは仕方ないと思いたいところですが、注意したいのは肥満だけではありません。
食事をすれば血糖値が上昇するのですが、急激な上昇を繰り返していると身体に大きな負担がかかってしまいます。
実際に糖尿病患者は医学が進歩しても増加傾向にあり、予備軍を合わせると50歳代では5人に1人、60歳代では3人に1人と言われるほどです。
やはり、主な原因は食事です。年末年始にやってしまいがちなダラダラ食べはまさに危険な習慣。
血糖値を爆上げさせる行為といえます。
食事をしてから約2時間かけて血糖値が上昇し、その後2時間かけて下がっていきます。
例えば、昼の12時に食事をしたら、下がるのは16時以降。ですが15時におやつを食べれば、下がる途中の血糖値を再び上げてしまいます。
数値でいうと食後に140を超えるようであれば、高血糖といえます。ご存じのように炭水化物と糖質が多いものほど血糖値が上がりやすいです。
食後にだるくなったり眠くなる場合は、140を超えている可能性があるので、食事を見直す必要があるといえそうです。
また、血糖値が高めの方でスイーッをどうしても食べたくなったら、食後すぐのデザートに。
血糖値が上昇する波を1日に何度も作らずにすみ、血糖値が安定しやすくなります。
ちなみに、昨年からのデーターでは、糖尿病は感染症にかかりやすいようです。
コロナ陽性者のうち、糖尿病を指摘された人も多く、食後にだるい、眠いなど感じるようなら、いらぬ健康ダメージを受けないためにも賢い食事法を身につけましょう。