U型糖尿病は病気ではない!?
糖尿病を改善し克服するには、まず、糖尿病はどんな病気か知ることが大切ですね。
糖尿病は、T型とU型があります。
T型は、膵臓からインスリンを分泌できない、作ることが出来ないという病気ですが、U型は、現在最も多く、糖を日常摂りすぎた結果と言え、本来は高血糖症という症候群です。
インスリンは分泌されていますが、働きが悪くなつている状態です。
血液は、食後に多くの糖が入ってくると血糖値が上がりますが、そうなると脳は血糖値を下げよとして膵臓にもっと分泌するように指令を出します。
このインスリンは、血液中の余分な糖を細胞へ連れていき格納させようと働きますが、頻繁になると、この細胞が働かなくなり糖は細胞内に入ることが出来なくなります。
このような身体の細胞が反応しない状態をインスリン抵抗性と言います。
余った糖は、エネルギー以外に使われませんから、肝臓で脂肪に変えられ体脂肪として蓄えられることで、内臓脂肪が増えてくるという悪循環になります。
この内臓脂肪は、インスリンの働きを阻害する働きがあり、糖が細胞内に入ることができず、血糖値は下がりません。
脳は、血糖値が下がらないと、もっと分泌するように膵臓に更に命令を出しますが、原因は細胞が糖を格納しないからであって、インスリンが増えても血糖値は下がらず、逆に多くなることで、糖尿病以外の問題も引き起こしている場合もあります。