自分で血糖値を測定しよう

自分で血糖値を測定しよう

糖尿病は、生活習慣病ということもあり、日頃から血糖値を自分で測定するようにすると良いですね。
糖尿病かどうかの判定の基準は、前日の夕食後から食べないようにして(食後10時間以上あける)翌朝に採血して測る空腹時血糖値が126mg/dl以上、もしくは食後の2時間後までに測った血糖値が200mg/dl以上です。

 

そして、本当に怖いのは食後の高血糖です。
血液中にのブドウ糖が多い高血糖状態は、血管を傷つけて動脈硬化などを促進させてしまうことにあります。これは、コレステロールが血管の壁内に入り込んでしまい、血管が狭くなり血流が妨げられて心筋梗塞や脳梗塞などの様々な病気を引き起こします。

 

 

つまり、糖尿病を治療するには、食べ物を摂取した後は血糖値が200mg/dl以上にならないようにすることが大切です。
その為、自分で血糖値を測れば、どの食べ物が血糖値が上がり、どのくらいの量を食べたらどれだけあがるかを自分で把握することが出来るのです。

 

 

現在は血糖値測定器は様々な種類が販売されており、調剤薬局で注文ができますし、インターネットでも購入することは出来ます。
どの血糖値測定器も、基本原理は同じで、採血して試験紙にとつて検査するという仕組みです。

 

 

多くの血糖値測定器は、手の指から穿刺器具等を使って採血しますが、これが痛いのです。ところが糖尿病の患者さんの中には、平気で指から採血している人もいますが、これは慣れているからということではなく、症状が進行して合併症の神経障害を起こし、神経が鈍くなっていることが考えられるので、痛くないという方は注意が必要でしょう。

 

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